2021年の作品、NETFLIXで鑑賞です。
久しぶりに阿部寛の映画観ました。時代背景は東日本大震災の被災後と、その数年後の話。被災した者の中で生活保護制度を受けられる人と受けられない人の悲劇に対し、殺人という暴力で復讐しようとする女性と、それを助けようとする男性の生き様を描いたストーリーです。
阿部自身も作中では妻と子を亡くし、刑事ではあるものの犯人に対する思い入れが強いところは、東野圭吾シリーズを彷彿させる面白さでしたね。なかなか見応えありました。清原果耶も演技がとてもうまかったですね。この女優さんも作品ごとに本当に雰囲気を変えていく女優さんです。日本アカデミー賞助演女優賞とってますね。
背景とは別に生保の重要性を考えさせられる作品です。同調圧力に屈せず、誰もが保証を受けられるベーシックインカムに賛成です。