レグルス

映画オタク

攻殻機動隊SAC_2045

NETFLIXで24話一気観です。2020年から22年にかけての映画かけて放映されたストーリーでした。

映画で途中までは描かれていましたが完結まで観れました。それにしてもすごい作品。解散した公安9課が再結成されてポストヒューマンとの死闘。核戦争まで行ったのかよく分からない終わり方になっていますが、こうなると現実も非現実もわからなくなるというか、どうでも良くなりますね。まさにWEB3.0のメタバースが広がるとこんなことになるのかっていう新世界を見させられたような気がします。

劇中で出てくる’N‘はノスタルジー郷愁のNと考えます。Nになるというのは過去を振り返り、幸せだった頃の自分でいつまでもい続けられる、そんな人生を個々人が思い思いに生きていく。それは決して現実ではなく、タイムカプセルのようなものに入って永遠に夢を見る感覚です。

少子化からやむを得ずAIやロボットによる仕事に置き換えられていくこれからの世界の中で、仕事をせずとも自分がしたいことをして楽しく生きていく。ベーシックインカムで最低限の生活が保障されて、あとはバーチャルな仮想現実を仮想通貨で生きていくそんな時代。いいのか悪いのかはわかりませんが、そうした近未来を表現しているアニメだとしたら、よくよく鑑賞後は思考を巡らせた方がいいと思いました。