レグルス

映画オタク

ラプラスの魔女

2018年の映画NETFLIXで鑑賞です。

評判的には今ひとつでしたが、第一印象として広瀬すずさんの演技が上手く活かせていません。彼女の「ちはやふる」の演技は秀逸だったのですが、このようなシリアスなストーリーでは目立ちませんでした。

登場人物は多くないのですが、人間関係が少しわかりにくいです。小説は未読ですが、読んでから見た方がいいのかも知れません。ただ、小説家七尾氏の批評では読んでから観てしまうとどうしても駄作になるとのことで難しい判断かも知れませんね。

東野圭吾の作品は多く実写化されています。

白夜行」、「麒麟の翼」、「眠りの森」など思い出すだけでも救いようのない苦しい気持ちになるストーリーを体験させられました。本作品は内容的には同じようなものでしたが、観た後そのような苦しみはあまり感じさせられないので、そうした意味でも力不足ではあったのかも知れません。f:id:yokotat64:20230315212832j:image