レグルス

映画オタク

望み

2020年の作品、NETFLIXで鑑賞です。

社会派ですね。観ていて本当に苦しくなる作品。自分の子供が犯罪に巻き込まれた時に、加害者なのか被害者なのか?とっても考えさせられる展開。映画の作りはとても優れていると思います。

監督は堤幸彦、有名人ですわ。

堤真一石田ゆり子も名演技、これは優秀作です。原作は雫井脩介ですが、実話なのかな?実話でも全然ありそうでしたね。結局は子供は無実どころか巻き込まれて殺されたという最悪の展開だったのですが、その最悪の度を超す心の葛藤、家族の分解、周りの人たちとの関係崩壊が赤裸々に描かれています。

ストーリー自体が複雑ではなく簡潔であるからこそ、余計にグサグサ心に刺さるんですよね。まぁ、何度も見る映画ではないですけど、心には残りました。

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