レグルス

映画オタク

かそけきサンカヨウ

2021年の作品、NETFLIXで鑑賞です。

先に観た「哀愁シンデレラ」も母親がいなくなった娘の話だったのですが、屈折した生き方となったストーリーとは異なり、こちらの方は本当に心温まる出来栄えになってます。生みの母と後妻との間で、やはり小さな女の子がいて色々と悩ませるようなこともあるのですが、主演の志田彩良は多感な年齢での心の変化を丁寧に演じていて、本当に好感が持てます。完璧は求めず、一緒に考えようって気持ちにさせるものがあって、彼氏役の鈴鹿央士も丁寧に演じていますね。

答えがどこにもないのですが、答えを求めてはいけないのかな?なんとなくモラトリアムってこういうことを言うのかもしれないですよね。監督の今泉力哉は「ちひろさん」の監督です。なんか納得できました。f:id:yokotat64:20231126232505j:image