TOHOシネマズ日比谷で鑑賞です。
前評判通り大好きなハードボイルド作品でした。全編大阪弁。途中だらけることなくスピーディーに展開する映像。疾風の如く活躍する俳優陣。安藤サクラ、山田涼介、宇崎竜童。カッコよすぎです。
多くのYouTube映画評がある中でこの作品を貶すのが一つもない。ある意味2023年度ベスト邦画の可能性を示しています。
そして、とにかく観た後元気が出ます。アドレナリン全開とはこのことですね。足取りも軽くなります。すごい映画でした。
背景は西成の底辺で生きる人たちが特殊詐欺に関わり、この三塁コーチ役が安藤サクラ、サイコパスな血の繋がりのない弟が山田涼介。それぞれ子供の時から不遇な育ち方をして、サクラは東京でサイコパスな男に狂わされ、逃げて父親の元で働くようになり詐欺グループを束ねる役で活躍。堂に入って見応えありました。本当にこういう役をやると天下一品ですね。ひょんなことから父親を殺してしまい、そこからの逃亡画策劇が見事でした。
間違いなく、今年のベストの可能性が高いです。
