テアトル新宿で鑑賞です。
この映画刺さる人って誰だろうな。
第一章のカルーセル麻紀。最愛の娘を性被害で自殺させてしまった親。自分を性転換までして男を恨む慟哭。
第二章の哀川翔。奥さんを事故で失い男手一つで育てた娘が、妊娠して帰ってきた相手の男に対する慟哭。
第三章の前田敦子。6歳の時の性被害で男性不信に落ちた女性が立ち直るために何をすれば良いのか、唇に似た花を引きちぎって似顔絵と共に燃やす慟哭。
全てがそれぞれの心に突き刺さるんだろうな。自分にはどの体験もないので、聞いてみたいなって感じがします。でもいい映画でした。
第三章のモノクロ映像も最後までモノクロで、結局カルーセル麻紀と前田敦子の役柄は永遠に解決できない心の傷との戦いになるんでしょうね。
⭐️⭐️⭐️