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【書評】屍人荘の殺人 今村昌弘

映画でも上映してますし、それも観ていますので、読書が後になりました。その昔、角川映画で観てから読むか、読んでから観るか?ってフレーズはやりましたけど、今回初めて観てから読む形になりました。主役の美人探偵剣崎比留子は浜辺美波にダブってしまい、、やっぱり読んでから観るのが正解かもしれません。

続編たる「魔眼の匣の殺人」を早く読みたいからってのもありましたし、とりあえず義務感で読みましたが、最近はクローズドサークル、極限状態での殺人物を読んでますね。阿津川辰海さんの山火事、台風による河川氾濫や有栖川有栖さんや斜線堂有紀さんの孤島モノなど・・・今回はゾンビで館閉じ込めです。

映画ではゾンビになってしまった明智君が最後に出てきますが、原作では途中で現れました。剣崎さんにワトソン役は譲らないって刺し殺されるところなんてエグいわ。

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