レグルス

映画オタク

起終点駅 ターミナル

2015年の映画、Amazonプライム・ビデオで鑑賞です。

桜木紫乃の同名小説の映画化、北海道釧路が舞台なので楽しく見ましたが、「PERFECT DAYS」に次ぐ感動作でした。中高年後の男としての生き方にとても共感できるもので、グサグサ心に刺さりました。

料理ができるっては何歳になっても大事なことですよね。1人で生きて行くという光景は前述作と同じですが、自分で料理するのとしない違いがあります。本作では裁判官から国選弁護人に落ちて行く過程が、昔の恋人が不倫相手となり、目の前で電車に飛び込んで自殺するという事件からアウトロー化して行く、そして、被告の女の子と出会ってからも自分のテリトリーをしっかり守ってるあたり、人として変わったんだなって思いました。最後は父親として復活できるか?

幾つになっても成長することの重要性訴えかけられました。

f:id:yokotat64:20240623174328j:image