リドリースコット監督作品。2008年、NETFLIXで鑑賞です。
レオナルド・デカプリオ主演。アルカイダとCIAのスパイ戦における、迫力とスピード感のある殲滅戦を背景とし、徐々に精神的に疲弊しながらも、中東で生きることを選んだ男の話。同僚が次々と死んでいく中、上司はアメリカで楽しくのんびり平和な日常を過ごしている違和感が鮮明に描写されていて、第二次世界大戦で日本は国民総決起に対し、アメリカは軍人以外は普通の日常を送っていたという、この違和感にマッチさせて観ることができた。
リドリースコットの中では異色な作品と思われるが、多様性を考えた場合には、リドスコファンは観ておいて然るべき映画と思いました。
