2020年のアニメ。NETFLIXで鑑賞です。
キングコングの西野亮廣が作ったお話でとっても面白かったですね。
煙突がたくさんある町というのは、高度成長期の日本の公害が問題になった頃の公害の話と思いきや、なぜ煙突がたくさんあるかというと、煙をたくさん出して空が見えないように、街の外から隔絶されるための方法としてそうなったみたいです。なんで孤立するかというと、歴史が関わってくるのですが、荒れ放題の国を正すべく、通貨の消費期限を作ってお金を貯蓄することが無駄になるように、経済をまわすように当時の政治家が頑張ったのですが、中央銀行に怒られて元に戻してしまいました。そして周りの国に影響されないように環境を破壊して孤立したというものでした。
「MOZU」に出てくるオメラスの平和、何かを犠牲にすることにより町の平和が保たれるってのとなんか似ている感じがします。爆弾使って煙を吹き飛ばして、夜空の星を初めてみた街の人たちの感動は心に響きます。同時にゴミ人間が壊れてしまうのも少し悲しい。登場人物はたくさんですが、それぞれの声優さんも面白い配役でした。
