2019年の作品。一度、GYAOで見てたんですけど、大好きな映画なので再鑑賞、NETFLIXで。
何故か分からず島に集められた学生さんたち。彼ら、彼女らは何かを失ってここにいる。何を失ったのかを見つけられれば、島から元の世界に戻れる。そこでの生活に満足している人たちもいれば、もとに戻ろうと足掻く人もいる。そして失ったものとは、必要なくなった人格であった。
横浜流星と飯豊まりえがとても純朴な役回りで演じている青春群像です。
あるシーンが大好きなんですよ。
ピストルスターは発見された時、銀河で最も大きな星だった。でも地球から遠く離れているから、僕たちが目にする輝きはささやかだ。その光が僕を照らしてくれなくてもいいんだ。ただこの広い空のどこかに、強く気高く輝いてる星が浮かんでいるんだって信じていられればそれでいい。それだけで僕は幸せだ。
僕は真辺の隣にいたいわけじゃない。ただ彼女が彼女のままでいてくれればそれでいい。それでいいんだ。
馬鹿みたいに真っ直ぐに強い光みたいに理想を追い続ける彼女が、この世界のどこかにいるのなら、それだけでいい。
僕はね、少しでも彼女が欠けるところを見たくないんだ。
この横浜流星のセリフが大好きでした。