レグルス

映画オタク

春に散る

TOHOシネマズ日本橋で鑑賞です。

元々、沢木耕太郎のファンで「深夜特急」「一瞬の夏」「バーボンストリート」「人の砂漠」など初期の作品はだいたい読んでます。スポーツのエッセイが多くて、ボクサー小説は迫力があり、敗者の美学を語らせたら右に出るものはない良さがあります。

春に散るのは横浜流星だと思ってたら、佐藤浩市なんですね。本当に出てくる俳優陣の演技が素晴らしくて、今年の邦画ベストスリーに入る内容でした。

最後、桜の下で終わっても良かったなと思いましたが、ボクシングのシーンはもちろんのこと、全体を通して人間がよく描かれている、一つ一つのセリフが重い。寝不足でしたが全く眠くならない映画です。

3年前に「アンダードッグ」を年間最優秀作品に個人的に選びましたが、ボクシングの映画はいいですね。「ロッキー」で育ってますからね。

エイドリアーン‼️

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