レグルス

映画オタク

波紋

TOHOシネマズ日比谷で鑑賞しました。

最初、まずは鑑賞外して考えていたこの映画、観てみようかなと思ったきっかけは、学会の合間に観る作品として時間がたまたまあっていたというのか正直なところです。でも悪くはなかったですね。バイプレイヤーと言われる脇役を固める俳優さんたちが集まって作られた作品。荻上直子監督作品はこれが初めてです。

突然失踪した旦那が帰ってきて癌だと言われ、治療費払ってくれって言われる。息子は九州に就職して帰ってきたら聾唖の年上の恋人を連れて帰る。そして本人は宗教にハマって水の大量購入、なかなかヤバい内容ながら言葉で切れることはあっても暴力行為が一つもない。これがこの映画、何となくホッとして観てられる理由なのかと思いました。

ある意味諦めもあるけど、縋るものもあるということが大事なのかな?きれないバイプレーヤー物語、好印象でした。

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