結局、痴漢冤罪で刑事だったお父さんが自殺し、その息子は法学の優秀な学生でありながら同僚の女子学生に殺されてしまう。この家族がかわいそうですね。
殺した女子学生はそれまでの不遇な人生を考えるとかわいそうではあるし、今回主役の弁護士さんになった同級生は冤罪事件に関わることとなった。この弁護士さんと女子学生は一緒の施設で育ったという経緯がありました。
背景は複雑でしたが、ストーリーはうまく構成されていてあまり悩まずに見ることができました。女子学生役の杉咲花はとてもいい女優になりましたね。まだまだ若いので、これから代表作と呼ばれる映画と出会えるといいなと思います。