レグルス

映画オタク

ジョーカー

2008年の作品、NETFLIXで鑑賞です。

今だったら初日に行ってますね。なんだかんだで観損なっていてやっと観れました。重厚で哀しくて、貧困や病気から這い上がる男の狂気が現れていく変化を生々しく捉えている映画です。

バットマンそのものは出てきませんが、子供の頃のバットマンは出てきますし、親が殺されるシーンも出てきます。バットマンとジョーカーって結構歳離れてるのかな?それは、その後のダークナイトシリーズを見るととわかります。他の人の考察を見ても、ジョーカーがあったブルースという子供はバットマンとなり得ない。年齢差がおかしくなるからです。

ですから、ちょっと矛盾を孕んだ、生合成の取れないストーリー展開があるものの、単独の作品としては、ジョーカーのような人間が現れてくるという世の中の不条理を見事に描き切った作品と評価します。

でも自由を持ったまま舞台に立たせるテレビ局は流石にあり得ないですよね。

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