TOHOシネマズ日本橋で鑑賞です。
映画と出来栄えとしてはとても良かった。杉咲花さんはこれまでも演技力、パフォーマンス度の高い女優さんで、「法廷遊戯」でもいい演技されてましたが、この映画では主演でしかも快演でした。
失踪した恋人を追うことになったきっかけは警察が彼女を探していることから。味方になり救わないとと思った男の捜索が始まるわけだが、彼は結局2度と彼女に会うことができない。でも彼女のこれまでの生き様を知り衝撃を受けることに。この男のこれからの人生が気になりましたね。ちゃんと生きていけるのかな？
同時並行で想像を絶する彼女の過去を振り返る映像が交錯するわけですが、自分の妹を「ロストケア」したところから殺人を繰り返すことになる。妹の死体を処理した男を殺して、しかも自分を助けてくれた友人の男を自殺志願者と一緒に殺してしまう。全ては自分の戸籍がないことからきている。月子がダメなら他の戸籍を・・・
刺さる映画ってのはこういうもののことなんですね。
