レグルス

映画オタク

瞳をとじて

TOHOシネマズ日比谷シャンテで鑑賞です。

最近繰り返し観ている静かな映画ですが、今回3時間ものでした。相変わらず、前半は睡魔との戦いで、元監督が失踪した俳優の調査をしているときの面談の繰り返しはきつかったですね。場面が急に明るくなって、元監督が実家に戻り漁船に乗ったり夜友人たちと楽しく飲んでいたりというところからしっかり観れました。この辺は「PERFECT DAYS」と近似性を感じる見せ方で、老いたらこの生活がベストなんだなって、つくづく感じてしまいます。

でもストーリーの後半は盛り上がりました。失踪、記憶喪失、生きていた。という奇跡の3点セットで、真相解明に至らず映画は終わります。最後に魅せる映画の素晴らしさ。あー冒頭はこれだったのかって繋がりました。

ビクトルエリセ監督作品初めて観ました。ミツバチ観る機会あるかな?

⭐️⭐️⭐️

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