レグルス

映画オタク

罪と悪

2月に観ていたこの映画のレビューがなされていませんでした。これは失敬。なんで書かなかったのかな?

ノワール系作品の中では設定、背景も他の作品とは異なっていて、本格的なガチガチのヤクザよりも、若い不良を集めてしっかり事業を進めていくという組織犯罪から、過去と現在に起こった殺人事件を契機に複雑な人間関係がクローズアップされるという展開はとても面白かったですね。あとは地域の問題って、「ヴィレッジ」や「ミステリという勿れ」などで描かれた雰囲気も同様に描かれていましたね。

ノワール系ってどうしても異常性愛の問題が絡んでくるような気がしますが、この作品では小児性愛が絡んできました。殺人を犯すことも同情の余地はあるものの、そこをバッサリ組織のために冷酷に判断を下す高良健吾の演技が秀逸でした。

⭐️⭐️⭐️

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