2007年の少し古い映画ですが有名な事件ですね。NETFLIXで鑑賞です。
映像も少し古い感があってまたそれがこの時代を窺わせるのに十分な感があります。それにしても映画の映像の進歩はすごいなと感じます。
無差別殺人の犯人を追う、新聞のコラムの漫画を担当する主人公が、警察も諦めた事件の真相に迫るというもの。最近の無差別殺人の先駆けなんじゃないかなと思いました。当然警察捜査もこんなものかって感じだし、犯行声明を新聞社に送るって「グリコ・森永事件」を思い浮かべる感じです。そうすると、前に観た「罪の声」との対比になるかもしれませんね。1968年から74年にかけて実際に起こった連続殺人事件。日本は1984年に起こっているし、誰も殺してないので事件そのものを直接比較はできませんが、劇場型犯罪の劇場化。観て損はないと思いました。
