TOHOシネマズ渋谷で鑑賞です。
予告編散々見させられてたのですが、佐藤健、長澤まさみ、森七菜の3人の関係がよくわからず、本編を見てやっとわかりました。付き合っていた彼女が突然失踪するという映画として昨年「アナログ」という映画がありました。これは彼女が事故にあったという悲劇的なストーリーでしたが、本作は現在の恋人が元カノに会いに行ったという驚きの行動でした。でも長澤まさみの心の変化、愛情についての考え方について疑問を投げかけられる。そして愛情が深くなるほど、失われるかもしれないという不安を苛まれる姿がとても奥深く描かれています。これは並のラブストーリーではなく「愛情」を哲学的にとらえることを目的とした映画でした。
佐藤健のそれぞれの女性に対する姿勢が、女性を不安にさせる男の雰囲気を出していて、とても上手い演技だったと感じました。
⭐️⭐️⭐️⭐️