TOHOシネマズ日比谷で鑑賞です。
黒澤清監督の日本ノワールですね。サスペンスというには少し軽い出来になってます。入門編かな?
背景が転売ヤーとそれを恨む殺戮集団の戦い。突如現れたまた転売ヤーの部下は殺人のスペシャリストでした。菅田将暉は主役ながらもインパクトの薄い役柄、でもこの俳優でこそ、このストーリーが引き立つんですね。
掃除屋の「辰巳」という映画を少し前に観ていますが、こっちは正統のノワールものなのでシリアス。掃除屋ソーヤはブラックラグーンにもあったし、血界戦線でも掃除屋出てきましたが、掃除屋大事ですね。どうもこのクラウドという映画、少しシリアスさに欠けているのは何故なんでしょう。でもおそらく一般のノワール映画よりもかなり大衆向けであることは事実ですし、黒澤監督の新境地になるのかもしれません。「蛇の道」より若い人向けという印象を持ちました。
⭐️⭐️⭐️